


※スタッフの職務名、インタビュー内容、在籍年数は2021年1月当時のものです。
エフコープは、いつも「くらし」のことを考えています。そして「くらし」を良くしていこうと考えることは、未来を考えることにつながります。漠然とした遠い未来ではなく、さまざまな身近な課題について常に考え、それを積み重ねていくことで見えてくる未来。そんな話をN支所長としました。
生協視点だけでなく、
地域視点を。
いま、世界の共通の目標としてSDGsがよく話題になりますが、これまで生協がやってきたことと共通点があります。私は、大学生の頃にイギリス経済の授業で、生活協同組合の発祥といわれているロッチデール公正開拓者組合のことを知ったんですね。その時に子どもの頃、エフコープの人が配達に来ていたのを思い出して、そこからエフコープの仕事に興味が湧いたのが入協のきっかけです。支所長の仕事は、支所全体をまとめることはもちろんですが、その地域とより良い関係をつくることも重要なんです。


地域の委員さんとともに。
地域の人々とともに。
エフコープの組合員さんの中には、地域ごとの委員をされている方がいます。その方々と話し合いながら、地域のイベントを開催することもあります。また、以前の支所では、行政と地元の高校生と一緒に地元の特産の商品化にチャレンジしたこともありました。エフコープだけではできないことでも、地域の人々とつながれば、実現できることもあると思います。そのつながりをつくり、地域の特性を活かして、新しい商品が生まれたり、地域に働く場所が増えたりしていくといいなと思います。


組合員さんに育てられた
という思い。
忘れられない出来事があって。入協後、初めて配属された支所に、しばらくして異動で戻ることがありました。その時に「おかえり」と言ってくれた組合員さんがいて。その後、異動が決まり、その組合員さんに挨拶に行くと「前も戻ってきてくれたけん、さよならじゃないよね。行ってらっしゃい、やね」と送り出してくれたんです。うれしかったですね。若い頃には、経験できないことだと思いますが、このような経験を今のメンバーにも味わってほしいですね。 先輩方にも育てられましたが、組合員さんにも育てていただいたことが財産となっています。


支所長として、エフコープの
夢を語りたい。
エフコープには「2030年ビジョン」というものがあります。エフコープがこれからどうあるべきかという長期的な指針なんですけど、これを策定する際に、支所スタッフの意見も求められたため、支所内で会議を開催しました。そこで出された意見は、「2030年ビジョン」に反映されています。支所長になってから、夢を語るようにしました。じゃあ、2030年の次、たとえば2050年のエフコープはどうなったらいいのか?とか、ですね。僕の夢?(笑)。エフコープは70歳定年なので、全員が70歳まで力を発揮できる組織をつくりたいです。全員が笑顔で70歳を迎えてほしい。

